北海道地震で「セイコーマート」95%が営業できた理由について

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北海道地震で「セイコーマート」95%が営業できた理由について

こんにちは。

ニュースで知りましたが、コンビニエンスストア「セイコーマート」のBCPに驚きを感じました。

北海道胆振地方を震源とする最大震度7の地震で道全域が停電し多くの商業施設が休業した6日、道内に1100店舗(8月末現在)あるコンビニエンスストア「セイコーマート」(札幌市)は95%以上の店舗が営業を続け、被災直後の道民の生活を支えたそうですね。

運営会社セコマによると、停電に備えた端末や対応マニュアルがあり、これまでの災害で見直しを重ねてきたことが活かされたとのこと。

きちんと、BCP(事業継続計画)が策定されており、それが実施されたことは素晴らしいことだと思います。

実際に、北海道地震後に営業を停止したのは約50店とのこと。

未明の地震で街灯や信号機が消え真っ暗になる中、営業していた店のレジには市民が長蛇の列を作り、パンや電池、飲料などを買い求めていたそうです。

通常のコンビニチェーン店は停電でレジが使えず、休業していた一方、セイコーマートは停電の際は車を使って最低限の電源を確保することがマニュアル化されているそうです。

更に、近くに車が置けない場合やガソリンがない場合を想定し、電気や通信回線が使えなくても使える小型会計端末を全店舗に配布されていたそうです。

それも、停電などに備えたマニュアルは、道内の暴風雪被害や東日本大震災、2016年の台風被害などのたびに見直しを重ねているとのことで、PDCAサイクルが機能しているのが素晴らしいと思います。

私も利用した、店舗内で調理した弁当などの商品を提供する「ホットシェフ」で、おにぎりなどを提供している店舗もあったそうです。

多くの店舗にガス釜があり、停電中も炊飯が可能だったそうです。

これらの動きに、ネット上では「神対応」「さすが道民のセコマ」と称賛する投稿が相次いでいましたよね。

人口密度が低く少子高齢化も著しい道内は、商店街の衰退やスーパー撤退が進み身近にあるコンビニ店が重要なライフラインとなっている地域が少なくないそうです。

テレビでも地方でスーパーがない地域にあえてセイコーマートは出店し地域の皆さんと作り上げていく番組を放送していました。

セイコーマート道や道内各地の自治体との間で、災害時に食糧や応急生活物資を供給する協定を結んでおり、今回も地震直後からパンや飲料水、菓子類などを提供しています。

一方で地震により札幌市の物流センターの設備が一時損傷し、食品製造工場の稼働が一時停止し、店内の商品棚がほぼ空っぽになったこともあったそうです。

徐々に復旧して来ていますが、セイコーマートがあったからこそですね!



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