仕事へ取組む姿勢について

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仕事へ取組む姿勢について

私は仕事への取組み姿勢は毎年変わって来ています。

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20代前半〜入社から6年半(28歳まで)

配属部門はシステム部門で、マクロな仕事と言うよりはむしろミクロな仕事をしていました。

新入社員ではありましたが、役割上、プロジェクトを管理する事を早期に求められる立場であり、年上の人と仕事をすることが多くありました。

ITの活用が革新的に進んでいく時代でしたので、夜もトラブルがあれば呼び出されたり、そのまま日中も仕事したり、今考えると業務時間は長く、システムの稼働確認などがある時には、会社のオンラインが切断されてからでしたので23時頃になっていました。

翌日はいつも通り出社するため結構拘束時間が長かったと記憶しています。

待機時間には良くエクセルやアクセスなどのオフィスツールを勉強していました。

業務中には難しいですが、ちょっとした待機時間(これも業務時間ですが・・・)に仕事に役立つ事を勉強すると言うクセが付いていたのだと思います。

ただ、狭い視野で仕事をしていたのは事実で、ちょっとマニアックな人生を送っていたと思います。

20代後半〜30代半ば(35歳まで)

配属部門は企業営業店で、今までと全く異なる業務でした。

正直、転職と同じですが、技術があるわけではなく、全く初めての業種へチャレンジしたと言うのが実感です。

また、入社年次からすると、ある程度組織の中核として活躍が期待される頃でしたので、一からの営業職、特に企業相手の営業には苦労しました。

私の顧客は主に「建設業」でしたが、ブルーカラーの職種ではなく、大手スーパーゼネコンと呼ばれる建設業でしたので、我々と同じホワイトカラーの方々が相手でした。

当初は自分の会社が取り扱っている商品知識もなく、何故私が配属されたのかは判りませんが、その職場は所謂会社の「エース」が集まっている部署だった事を後から知りました。

そのため、通常の営業現場よりも「求められる成果」も「求められる期待」も大きかったのを覚えています。

その当時私は一番年下で役割も一番下でしたが、この部署での6年半に渡る経験値は今では宝物ですね。

その当時の上司は頭が良く、仕事知識もあり、行動力もある方が多く全員が今考えてもかなりのレベルにあったことから、とても毎日が辛かったのを覚えています。

辛かった期間は1年半程で、30歳を過ぎた頃に、ようやく営業として一人前になったと記憶しています。

当時から私は「信念を持っている杭」を持っていましたので、スーパー営業マンの先輩とも論議を交わしましたし、意見の相違もありました。

また、常に意識していたのは、「先輩の年齢になるまでに先輩の業務スキルを追い抜くこと」でした。

例えば、決算書が理解できなければ「AFP資格、日商簿記」を勉強しましたし、ファシリテータースキルやコーチングスキル、コミュニケーションに関するスキルについても勉強をしました。

先輩の真似をして、苦手な「頭ではなく身体で動く仕事の仕方」なども実践したこともあります。

その中で、良い点のみを取り入れ、自分なりの業務スタイルが出来上がりました。

実は、私が営業現場に出た時に自分を支えてくれたスキルは、システム部門時代に勉強していた「エクセル」「アクセス」の活用スキルでした。

実は、先輩達は「システムスキル=OAスキル」が余りありませんでした(笑)

また、職場のメンバーも同様で非効率な仕事をしているのが分かりました。

私も全く余裕が無く、お客様の要望スピードからすると、一から仕事を覚えている時間もありません。

家でも会社の商品について勉強していましたが、それでも足りません。

24時間365日とは言いませんが、16時間、350日は仕事をしていたと思います。

その時に、先輩に教えを請う代わりに、組織、先輩の仕事で効率化出来ることを(苦手なこと)説明し、システム化しました。

先輩は私のスキルに驚き、私を利用する事がメリットだと感じてくれたのだと思います。

私が忙しい様子を見ると、仕事を教えてくれるようになり、その代わり手伝うと言う良い関係になりました。

先輩は1人ではなく、口コミで広がり数名になりました。

私は「OAスキル」のおかげで生き延び、成長することができました。

「OAスキルを高めたことが、その後の仕事に役立った瞬間です」

30代半ば〜現在まで

企業営業部門で一定の成果を上げることができ、上司からは次のステップとして「地方の一般営業」を薦められました。

理由としては、やはり管理職となるためには、当社を下支えしている「地方の一般店管理職ポスト」が一番早く、そうなるためには、地方の一般営業で成果を上げることが最短距離だと。

また、企業営業に比べると、正直一般営業の方が難易度は低いのも事実で、成果を上げやすいと言う点もあります。

ただ、私はせっかくなので本社内勤部門を一度経験してみたく、特に「企業向けの商品開発部門」を希望しました。

本社内勤部署は花形のように聞こえますが、優秀な人材が多く、その中で目立つことは難しいため出世は決して早くありません。

その中で目立てば将来の道は明るいですが、各自が努力をしている環境でもあり、並大抵の努力では難しいですね。

結果的に希望がとおり、「企業向けの商品開発部門」へ異動することができました。

その時の上席には感謝していますし、今でも尊敬しています。

そこで商品開発、本社の論理を理解し、新規部署の立上げも経験し、その後「地方の一般営業」へ異動することとなりました。

新規部署の立上げは何もないところから、作り出す難しさ、楽しさを経験しました。

実は意外だったのが、自分自身は「新たなことを生み出す能力は無い」と思い込んでいたのですが、結構得意みたいで、色々なことを自分の思う通りにやりたいようにやらせていただくことができました。

この時はかなり楽しかったのを覚えています。

その後、地方の一般営業へと異動しましたが、そこで大きな価値観の転換・人生の転換をむかえることとなりました。

仕事依存の生活、自分自身がやりたい事と向き合う良い機会をいただきました。

その結果、ブログを始めたり、不動産投資を行ってみたり、他業種の方と出会ったり多くの貴重な体験をすることができました。

人を愛しむことを忘れた上司、自分のことしか考えない上司と出会うことで、その上司の元で過ごす時間を、仕事ではなく、有効に自分のために使うことができたこと「信念を持っている杭」として時間を過ごすことが、私の能力開花ならびに今後の人生をしっかりと考えさせてくれました。

今は、部署を異動し、残念な上司の元を離れたため、その期間に学んだことを実践し、以前より仕事の幅も広がり、自身の人間力、能力も高まった状態で毎日充実しています。

自分に向き合うことはとても重要で、「仕事へ取組む姿勢について」を考えるときに、日頃から備えとして、何をしておくかが重要であると私は考えます。

仕事をスムースに進めるコツは、自分と向き合い、仕事を支える様々な能力を高めることで実現可能であると思います。



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