サラリーマンの働き方改革について

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サラリーマンの働き方改革について

今日はお休みをいただいて、少し頭の中を整理する時間を取っています。

そんな中、働き方改革について少し考えてみました。

宜しければご一読いただければと思います。

世に言う「働き方改革」は

・残業を無くす(長時間労働の改善)

→生産性をあげる

→新しい発想で事業を行う(既存のやり方にとらわれない)

のようなロジックで語られます。

私の職制上、給与は年俸制となっており、いくら残業してもしなくても給与は変わりません。

ただ、当然ながら「営業成績の成果(個人ベース)」「人格的な評価(組織貢献など)」の二軸で評価されますので、自分勝手な行動ばかりしているといくら営業成績が良くとも人格的な評価が低くなってしまいます。

そのため、組織貢献を行うため周囲のメンバーにも目を配り、教育なども担う必要が出てきます。

人格的な評価は特に昇格へ影響するので、私は過去にこのような行動をせざるを得ない時期がありました。

営業成績は比較的良い方ですので、人格的な評価を高めるべく行動します。

周囲の方々は営業成績に悩んでいましたので、一緒に手伝ったり(やり方を見せる、分かるようにする)、教育をする(これからできるようにする)ことに取り組んでいました。

すると、私自身の仕事は17時に終わっていても帰るのは19時、20時になります。

その行動がメンバーのためになり(私の行動について、メンバーがプラスに感じており)、結果、私がきちんと評価されれば良い流れだと思います。

時間が経てば、メンバーは成長し私の手を離れ、私も早く帰れるようになり、メンバーも仕事で成果を出し、早く帰れる、もしくは更に別のメンバーを成長させる時間が生まれます。

ただ、なかなかそこまで上手くいかないのが現状です。

メンバーは私が手伝って仕事が早く終わっても、空いた時間で別の仕事に取り掛かります。

早く帰ってくれないのです。

空いた時間で取り掛かった別の仕事は、本来であれば対応出来なかった仕事です。

でも、時間が空いたので取り掛かるのです。

そのメンバーは早く帰ると言う癖が付いていないのです。

決してメンバーは悪意がある訳ではないのです。

別の仕事はそのメンバーにとっては重要な仕事なのだと思います。

特にA型の人に(経験上)多いのですが、メンバーにとって「別の仕事」は、仮にその日にできなかった場合、翌日以降その「別の仕事」をしなくても特段の影響が出ないことが分かっていても「やらないと気が済まない」のです。

私の場合、そもそも「別の仕事」が当日に出来ない時点で「その日の仕事」では無いと考え、終わったら帰ります。

そもそも、終わらない仕事を抱えている時点で問題だと考えます。

その考え方まで辿り着いていないのかもしれません。

はたまた、メンバーが残業代が個別に発生する給与体系の場合は、残業前提の生活のため早く終わること=迷惑だったのかも知れません。

そのため、どうでも良い「別の仕事」に取り組んだのかも知れません。

ただ、どうでも良い「別の仕事」を「どうでも良い仕事です!」とは言えないので、黙々と仕事をしているのかも知れません。

私にとってみると、「早く仕事を仕上げて欲しい」「空いた時間で成長して欲しい」と考える訳ですが、残念ながらそうはならないので、がっかりします。

一番がっかりするのが、私がサポートしてせっかく時間が生まれたのに、「それを無駄な時間に使っていることが見えてしまうこと」です。

更に、メンバーがいつもと同じように仕事をしているように外見上は見えますから、私が何をしたかが上司にも伝わりません。

悲しいスパイラルですよね。

「無償の愛」と考えられれば良いのですが、私は聖人では無いため、たまには出来ても、いつもそうでは悲しくなってしまいます。

そのような日々が続き、ある日、早く帰ったとします。

次の日、上司に呼ばれ、「昨日メンバーは遅くまで残業をしていたのに早く帰ったのは何故か?」と問われます。

ここで仮に「メンバーの仕事をフォローしても、無駄な仕事をしてしまうから早く帰りました」なんて言おうものなら、人格的に問題があると思われるでしょう。

きっと上司にこう言われます。

「きちんとメンバーと話はしたのか?」と。

話をして、何故早く帰らないか話をしたのか、きちんと指導したのか?

など色々と言われます。

どうでしょうか?

ありがちですよね。

メンバーと話はしているのです。

でもその考え方が変わらないとしたら・・・。

全てがそうではありませんが、こう言うことです。

根本的には、管理職の管理能力が無いのです。

何故かと言うと、だらだら残業して良い環境を容認しているからです。

きっと、管理職は心の中で残業は必要だと思っているんだと思います。

私も時には必要だと思いますが、残念ながら誰がいつ残業したのか把握できていないのです。

メンバーも残業について言われないから、ついつい残業してしまうのだと思います。

私の言うことを理解し、私の真似をする人もいます。

嬉しいですよね。信頼関係があるから私の真似をしたいと思うのだと思います。

そのためには、そのメンバーと信頼関係を構築しなければなりません。

コーチングをし、時間をかけ信頼関係を築き上げる。

そのためには、それなりの時間を要します。

まずは、組織として早帰りは絶対であることを伝え、残業をするためのルールを課すべきです。

上司は部下に対する「評価権限」を持っているので、部下が従うのは当たり前だと思ってしまいます。(心の中では従っていないことが多いですが)

人の指示を聞く要素としては「権限」もしくは「信頼」になります。

私は「権限」が無いため、「信頼」を使うしかありません。

ただ、とても時間がかかります。

その中で、どうしたら早く帰れるか・・・

上司が「権限」を行使し、組織のルールを作り、メンバー本人が悩むことが必要なのだと思います。

さて、今日はこの辺りにします。

どうでしょうか?

私はこのように日々考えていますが、現在は周囲のメンバーが良い人が多いので、時間をかけ「信頼関係」を築き、メンバーの成長の手助けができればと思います。

ただ、過度には難しく、バランスを取り、時には早く帰りたいと思います。

会社、上司、メンバー、それぞれとの信頼関係が私の行動パターンに影響していることが良くわかりました。

皆さんは週明けの月曜日、どのように過ごされましたでしょうか?

私は良い1日でした。

これから、夕食をいただき北海道旅の後半を検討したいと思います♪



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