KYB 2018年10月19日に建物名公表 データ改ざん 影響長期化

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KYB 2018年10月19日に建物名公表 データ改ざん 影響長期化

こんにちは。

KYBの地震などによる建物の揺れを抑える免震・制振装置の検査データ改ざん問題で、KYBは19日午後、不正の疑いのある装置が使われている建物名を公表するそうです。

同社は不正を発表した16日時点では「所有者などの了解が得られていない」として具体的な建物名を明かさなかったが、17日以降、自治体などが相次ぎ同社製品の使用を発表し動揺の広がりを受けて、急きょ公表を判断したそうです。

公表するのは、改ざんの有無を確認中のものも含めた986件のうち、不特定多数が利用する施設を中心に、所有者などの了解が得られた建物になるそうです。

同社の公表を待たずに、既に多くの自治体が庁舎などへの使用の公表に踏み切っており、国土交通省も不特定多数が利用する施設は、利用者への情報提供が必要として公表を促したようですね。

KYB製の免震・制振装置の設置はこれまでに分かっただけでも、自治体の庁舎や病院といった公共施設、多くの外国人観光客も訪れる観光名所、高い安全性が求められる原発関連の施設など広い範囲にわたっています。

18日には東京・日本橋の日銀本店の旧館、日銀釧路支店(北海道釧路市)での使用も判明しています。

私の知っている物件でも(商業用)結構ダンパーを入れている企業は多いですよね。

東日本大震災の後に長周期地震対策でダンパーをかなり販売されているはずです。

特に超高層ビルの場合は、ゼネコンの工事もかなり大変だったと聞いています。

大手ゼネコンや不動産各社などは17日、検査データが改ざんされたKYB製の免震・制振装置を採用した物件がないかどうか確認に追われています。

KYBや国土交通省は安全性に問題はないと説明しているが、対象の装置は交換工事が必要となります。

一部は居住者の生活や施設の営業に影響する恐れがあり、関係者の間に困惑が広がっていますよね。

KYBは国の基準や顧客が求める仕様に合わないことが検査で分かったにもかかわらず、数値を改ざんして出荷し商業施設、マンション、病院や自治体庁舎などに設置されています。

東京スカイツリーでは、制振用オイルダンパー225基が設置されており、運営会社は、施工した大林組を通じて改ざんがあった装置かどうか調べているが、「KYBから回答がいつ届くかすら分からない」と不満を漏らしています。

ゼネコン関係者によると、改ざんされた製品が導入された986件の建物のうち、9割超を占める免震用オイルダンパーは交換工事が比較的容易とのことですが、一方、制振用は壁の中などに設置されるのが一般的で、工事に手間がかかるそうです。

設置場所によっては「営業を一部停止しなければならなくなる」といい、被害が膨らみかねないようですよね。

大阪の観光名所、通天閣でも2014年10月から15年6月に行った改修工事でKYB製の免震用オイルダンパーを4基設置したことが判明し、運営会社はKYBに改ざん有無の確認を求めています。

986件のうち、4分の1はマンションなど住居用で、デベロッパー各社は、2015年の免震ゴム性能やくい打ちのデータ改ざんに続く不祥事に、「影響がどこまで広がるか見通せない」(不動産大手)と警戒を強めています。

このほか、JR東京駅、自動車大手スズキの本社(浜松市)や電機大手シャープの亀山工場(三重県亀山市)にもKYB製のオイルダンパーが導入されており、改ざんの有無を調べています。

私の知っている物件が偽装されていないことを祈ります。(所有物件ではないですよ)

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