ラ・フランス 東北地方の名産 あふれる果汁とクリーミーな果肉
こんにちは。
東北地方に住むメリットとしては、美味しいフルーツに出会える点も挙げられると思います。
私は幼少期に両親が転勤族でしたので(工場勤務のため)南は九州から北は北海道まで転勤をしていました。
残念ながら、余り裕福な家庭では無かったことと、小さくて覚えていないことも多くあり(こっちが実は大きいのですが)、恐らく美味しい物をいただいたと思いますが、記憶に確かにはありません・・・・。
ただ、気付けば自分自身も転勤族になっていると言うことは、DNAに地方勤務の良さを記憶しているのかも知れません。
高校以降は特に東京在住期間が長かったせいか、東京がとても住みやすいと感じていましたが、地方勤務をするようになり、やはり地方は良いなぁと感じるようになりました。
地方と言う言葉自体が適切かは置いておいて、その土地土地の食事はとても美味しい物があります。
特に東北地方には人生で初めて住んでいることもあり、驚かされることが多いです。
今回ご紹介するのはこちら「ラ・フランス」です。
洋なしは以前も食べたことがありますが、それ程印象的ではありませんでした。
と言うよりも、余り美味しくない印象があり、当然、自ら購入することはありませんでした。
ところが、つい先日、お客様の営業協力依頼があったのと、美味しいと言う説明を受け、半信半疑で購入しました。
豆知識ですが、「10月25日」がラ・フランスの解禁日だそうです(笑)
購入して到着しましたが、直ぐには食べることができないんですね。
追熟が必要だと言うことです。
もう、食べたいのに、焦らされるとは・・・。
ただ、待ったのには意味がありました。
ようやく熟れてきたので、食べてみると・・・。
あまぁい・・・美味しい・・・
もしかしたら、フルーツで一番好きかも・・・。
今日もこれからいただこうと思います。
これ食べたら、他のフルーツは・・・と言うくらい美味しいです!
ぜひ、一度、旬の国産ラ・フランスを食べてみてください♪
Contents
ラ・フランス
あふれる果汁とクリーミーな果肉。
「果物の女王」と呼ばれるラ・フランスは、明治36年頃輸入され、当初は見栄えの悪さと栽培に手間がかかるということでほとんど見向きもされていませんでした。
昭和40年代のグルメブームの中で、特有の芳香とまろやかな果肉が西洋なしの最高峰と評され一躍スポットライトを浴びるようになりました。
収穫してから予冷追熟することにより、上品で香り豊かなラ・フランスになります。
現在、全国生産量の約70%を占め、山形の果物の代名詞となっています。
ラ・フランスの栽培
剪定〔2月から3月〕
枝の更新、日当たりの確保、おいしいラ・フランスをつくるために枝の剪定作業が行われます。
開花〔5月〕
ラ・フランスは西洋なしの中でも開花の早い品種といわれています。受粉樹(別品種の樹)と受粉して実がなる果実です。
収穫後〔10月から〕
ラ・フランスは収穫後すぐには食べられません。10月中旬頃、いっせいに収穫した後、予冷により果実ごとの熟度を均一化し、その後の追熟により、肉質、香りを高めます。この過程を経て食べ頃のおいしいラ・フランスが、食卓に届けられます。
ラ・フランスの剪定
ラ・フランスの開花
収穫後のラ・フランス
ラ・フランスの出荷時期
山形では、ラ・フランスの他に8月のバートレットを皮切りにオーロラ、バラード、シルバーベル等たくさんの西洋なしが栽培され、長い間おいしい西洋なしをみなさんにお届けしています。
ラ・フランスの効能
果糖・ブドウ糖で体や脳の働きを助けます。たんぱく質分解酵素を含み、肉料理と一緒に食べると消化を助けます。熱をさまして不足した体液を補う働きもあります。食物繊維も多いことから便秘予防にも効果を発揮します。