FIREムーブメントの流行 20代・30代の早期リタイアについて
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FIRE(Financial Independence Retire Early:経済的に独立して早期退職)
今の世の中では、ストレスフルな社会と別れを告げる若者が増えているようです。
働き方改革、IOT、AIの活用により「働かなくていい未来」が見え隠れしている現在ですが、海外では20代、30代でリタイアするムーブメントが注目を集めているようです。
FIREと言うと「解雇」と言う意味だと考えてしまう「読者」の方は、会社でストレスを感じていらっしゃると思います。
私もその一人ですから。
FIREとは「FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)」の頭文字を取ったものです。
FIREへの第一歩
まず取り組むべきことは、海外では若い内に徹底した資産管理を行い、無駄遣いを無くし資金を稼ぐことだそうです。
とあるソフトウェアエンジニアの方は、30歳で20万ドルの家と60万ドルの現金を貯めたそうです。凄いですよね。
投資などをしていたか定かではありませんが、日本円に換算すると以下の通りとなります。
2,240万円の家と6,720万円の資産です。
この方は、この6,720万円を4%の利回りで運用し続けることで安定的な生活が可能と考えたとのこと。
単純計算ですが「6,720万円 → 4% 268.8万円 」となりますね。
若干不足しそうですが、節約し家がある訳ですから生活は可能でしょう。
また、その経験をブログで広めたら共感を呼び、収入を補うこともできているとか。
FIREのその後
FIRE(アーリーリタイア)するために必要な貯蓄は、年間支出の約25倍だそうです。
先ほどの方は、車も持たず、家も安い地域でつましく暮らしていたので、3人家族で年約270万円もあれば生活するのには十分だったそうです。
そう考えると、60万ドル貯めれば生活ができると言うことになりますね。
アーリーリタイアは必ずしも悠々自適な贅沢ライフではなく、自分の時間、自分の人生を自分で決めたいという思いが強いのが特徴のようですね。
永久就職の概念自体が過去のものになって来ているのは特に海外は進んでいるのかもしれません。
昇進レース、昇給の心配、住宅ローン、過労など、私も会社人生半分も終わっていませんので、いつまで働き続けるのか考えどころだと思います。
一つの考え方としてはありかもしれませんね。