kabushima 蕪島 ウミネコ繁殖地
つい先日、青森県の蕪島へお伺いしました。
皆さん、蕪島(かぶしま)をご存知でしょうか!?
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蕪島(かぶしま)について
ウミネコ繁殖地として全国的に知られている蕪島(かぶしま)は、昭和17年、18年に旧日本海軍により埋め立て工事が行われ、今は島が陸続きになっています。
以前は、島の名の通り独立しており、ウミネコにとって天敵がいないことから繁殖地となったと説明を受けました。
面積約1.8ヘクタールあまりの島に、約3万羽のウミネコが営巣のため春早くから来るので、ウミネコは春の訪れを告げる鳥として親しまれており、市の鳥にも指定されております。
ウミネコ繁殖地は全国に10ヵ所前後存在しますが、ほとんどが人を寄せつけない断崖絶壁や離島であり、蕪島は間近で営巣の様子を観察できる国内唯一の場所だそうです。
繁殖時期、サイクルについて
見た目はカモメとそっくりですが、ウミネコは、鳴き声が猫に似ていることから呼ばれるカモメの仲間で、飛んだときの尾羽に黒い帯があることで他のカモメと区別できます。
主に日本列島周辺の海岸に生息し、北はサハリン、南は朝鮮半島あたりまでの範囲を移動するそうです。
2月の末頃から蕪島に現れ、8月の中頃には子育てを終えてこの島から旅立ちますね。
先日テレビでも蕪島特集がされていました。
この鳥は、魚の居場所を知らせ富や幸福をもたらす鳥として漁師から大切にされており、島の上に建つ「蕪嶋神社」は厚く信仰されてきたそうです。
蕪島の「カブ」はかつてノラナタネが自生して「かぶの花」と呼ばれていたことによるんですね。
現在は5月になるとナタネの花が島を黄色く覆い、島独特の風景になっているそうで、来月見に行こうと思っています。
ユニークなのが、入口には、無料の傘の貸出があります。
何故かわかりますでしょうか!?
こちらの神社は、晴れの日も雨の日も、傘をさしてお参りする方が多くいます。
空から通称「ウミネコ爆弾」が落ちてくるかもしれないからです。
ウンがイイと思うか、ウンが悪いと思うかは、あなた次第です(笑)
せっかくなら、ぜひとも空から降ってくる運を呼び込みたいという方は、傘なしでお参りください。
そして、見事に運が的中したなら、社務所へお立ち寄りください。
福の神 弁財天から「“会”運証明書」をもらうことができますので、社務所が開いている時間(9:30から16:00)までに訪問ください。
それ以外の時間帯にウンがついても証明書はいただけないようです。
まぁ翌日までお風呂に入らなければ・・・(笑)
的中率が高い時期は、産卵期の5月、6月とのことです。
えびせんを持っていけばあっという間にウンまみれになれるそうです!