火災保険の契約・変更手続き(引越し編)
今日は引越しの日通さんに本当にお世話になりました。
素晴らしい時間を体験させていただきました。
どうでも良いお話ですが、将来機会ができるようになることは、まずは判断業務なんでしょうね。
オセロに始まり、チェス、将棋、囲碁、様々なパターンを学習し、最終的には最良の手を考えつくすことについては、すでに人間がかないません。
ただ、人間がかなうのは「人情」「義理」など、効率的とは逆のお話なのかもしれません。
今後、新たなビジネスを立ち上げる場合は、「非効率」をテーマに「最高の手間を」とキャッチコピーを打っても良いと思う今日この頃です。
さて、せっかくですので、引越しに関わるお話をさせていただきます。
皆さんは、引越しするときに火災保険手続きどうされていますか?
保険と聞くと、買わされる、強引などの印象が以前はありましたが、最近は違います。
お客様に寄り添い、一緒になって考える、一種の「お役立ち企業」へと変貌しているのはご存知でしょうか。
とある保険会社のキャッチコピーは「安心・安全・健康のテーマパーク」だそうです。
皆さんは引越しの際にどのような手続きが必要かご存知でしょうか。
Contents
生命保険編
とても簡単です。
保険会社へ一本電話してください。
変更のための用紙をいただけます。
住所変更のみで完了です。
仮に近くに営業マンがいたらラッキーです。
最近はタブレットなどを使い、押印、署名不要です。
一瞬で対応が終わります。
生命保険は「自分についてきます」ので、手続きが簡単なんです。
銀行編
銀行は書面の手続きを重んじますので、基本はペーパーでの住所異動手続きです。
変更のことを、金融機関は「異動(いどう)」と呼ぶことが多いですね。
参考まで。
ローンの手続きは少し厄介です。
ペーパーでの手続きが必要なのは一緒ですが、書き換え後の免許の情報など、きちんと所在地のエビデンスも確認してきます。
電話一本とは大きな違いです。
損害保険編
さて、損害保険でいうと、以下の2パターンがあります。
(1)家を持っていて、引越しをすることになり新たに賃貸を借りるケース
(2)家を持っていなく、賃貸から賃貸へ引越するケース
(1)からご説明します
まずは、現在加入している保険を確認します。
建物や家財を補償する火災保険には「家財を対象とした保険」「建物を対象とした保険」が存在します。
所有物件には殆どの方が銀行などの金融機関から融資を受けていますので、火災保険への勧誘を義務付け、保険金請求権に対し質権設定(しないケースも多くなってきましたが)するケースが多いですね。
引越しをきっかけに、所有物件をどうするのか?により対応が異なります。
ケースA(物件を賃貸で貸す場合)
こちらの場合は、現在の火災保険を解約する必要はありません。
第三者への賃貸をしても、「所有者リスク」は残りますので、引き続き保険に加入ください。
きちんと賠償保険にも加入し施設の「所有・管理」リスクに備えるようにしてくださいね。
「施設の使用リスク」は賃貸者が備えるべき「個人賠償」リスクで対応可能です。
ケースB(賃貸から賃貸へ引越す場合)
こちらは、火災保険を解約するか、住所異動をする必要があります。
生命保険は人に保険がかかっていますが、損害保険は基本的に「物」に対して付保することになります。
すなわち、引越しにより「家財」が移転することになりますので、「家財」の引越し手続きが必要になるということです。
また、物件によりますが、保険が自動付帯されているケースもありますので、ご確認ください。
保険は、家、教育などと同様に非常に費用のかかる項目の一つです。
さて、引越しの際のポイントいかがでしょうか?
保険という盲点、ぜひ手続きをきちんと行ってくださいね!