自分の時間を作るために人を育てる
私がなりたい身体を見ながらテンション上げてブログを更新しています。
私は仕事で常に行っていること、それは「人に教えること」です。
人に教えることは、自身の最大の学びだと思います。
人に教えることは意外と難しく、自分が普段何気なく行っていること、進めていること、当たり前に行っていることが、何故その手順を踏んでいるのか、そもそも何故行っているのか?を説明する必要があります。
たまに、背景説明なく「これをしてください」と説明する人がいますが、それは意味がありません。
それも、「何故これをするのですか?」という質問に対し「以前からやっているから考えなくて良い」というのは最悪ですよね。
人に説明するためには、自分が何をしているかを分析し、理解し、相手の目線にまで立って初めて相手にわかりやすく伝えることができます。
そこまで分析してから説明すると、何気無く行っていること=自身への理解が深まり、時には欠けていた部分に気付かせてくれます。
今も職場で4月入社の職員へ仕事の説明をすることが多いですが、私が学ぶことも多いです。
説明すると、ピュアな質問が来ますし、一緒に同行して私の仕事を見られることも多いため、いつも以上にきちんと対応しているような気がします。
私の仕事を学んでいただくわけなので、手は当然抜けないんですよね。
人を育てることにより、周りのメンバーの能力を向上することができ、私の仕事の一部を担っていただくことができるようになります。
そうすれば、私はよりレベルの高い仕事をすることができ、中長期的にみるとチームのレベルが上がっていることになります。
私はよく、私のコピーを作ろうと思い、メンバーの教育をしていますが、私に足りない部分を持ったより良い能力を持った職員になることもあります。
チームメンバーのために行ったことが、結果として私に跳ね返って来ているのだと思います。
4月に入社した職員は、少しずつではありますが、知識が高まって来ていると感じます。
本人はまだ気づいていませんが、かなりレベルアップしているはずです。
何故かというと、私と一緒に仕事をしているからです。
当たり前のように私は色々と教えていますが、かなりレベルの高いことを要求しています。
本人が独り立ちした時に気付いてくれるのが楽しみです。
私の仕事の一部を既に行っていただけるレベルになっています。
その結果、私は当初少し時間をかけましたが、今は違う仕事をする時間が生まれています。
毎日18時には帰れています。
それはそのメンバーのおかげです。
何故私が早く帰れるのか不思議がる人が多いのですが、簡単です。
人を育て、人に任せているからです。
何事も全部自分でやる必要はありません。
仕事は「役割」が重要だと思います。
私の役職、能力でしかできない仕事をできる時間をどれだけ確保するか?
だと思います。
そのメンバーはいつも私に、教えてもらってすみません、時間を取らせて・・・と言いますが、違います。
断然私の時間的余裕を作ってくれているのです。
皆さんも人を育て、任せて見ませんか?