株式会社GA technologies -ジーエーテクノロジーズ-の採用活動について

私がお世話になっている、「株式会社GA technologies -ジーエーテクノロジーズ-」の記事について共有をさせていただきます。

日本経済新聞からの抜粋です。

企業が新卒大学生をエンジニアとして採用するケースが目立っている。金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」や人工知能(AI)など、成長分野で人材を確保する狙いからだ。理系学生の認知度が低い企業や中小・ベンチャーらも、あの手この手で採用に知恵を絞っており、争奪戦が激化している。
「とにかく断るのが大変でした」。上位大学理工学部大学院の山中俊さん(仮名)は今年の就職活動をそう振り返る。
山中さんは2018年春に大手通信会社に入社予定だ。就活では他にも外資系パソコンメーカーや大手電機メーカーなど4社から内定を獲得。「他社の内定を辞退するのに苦労した」という。
例えば、システムエンジニア職で内定した大手日用品メーカー。入社する意思がないことを電話で伝えたところ、人事担当者から「考え直してほしい」などと2時間も説得された。電話では決着がつかず、後日、会社に出向いた。個室に通されひとしきり話した後、「いい会社だからぜひ見ていって」と社内見学に連れ回され、さらに3時間ほど説得された。
「どの会社も担当者は引き留めようと必死でした」と山中さん。内定を取ることよりも、断ることの方が難しかったようだ。
■早期認知に各社工夫
超売り手市場と言われた今年の就活。とりわけITエンジニアを目指す学生は、引く手あまただったようだ。
企業が募集要項に示す初任給にも、それが端的に表れている。最近では中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)日本法人の初任給が約40万円と報じられ、話題になった。同社は「日本で事業展開する外資系企業と同等の水準だ」とするが、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると約1万5000事業所の平均初任給は20万6100円なので、約2倍の厚待遇だといえる。
ディー・エヌ・エー(DeNA)が開設した「AIスペシャリストコース」の場合はさらに破格だ。入社初年度の年収は最大で1000万円。「外資系などとの競争激化で気が抜けない」(同社)のが理由で、18年春入社でも、この枠で数人が内定しているという。
就活支援のサポーターズ(東京・渋谷)は12月に新卒エンジニア向けの就活イベントを開く。同社によると、今年参加予定の企業数は前年比で5割増に伸びた。「企業における新卒エンジニア職の重要度が増しているようだ」(担当者)
エンジニアに少しでも振り向いてもらおうと各社は工夫を凝らす。
18年卒でエンジニア25人の採用を目指すメルカリ(東京・港)は、米国に有望学生100人を送り込む大規模なインターンシップを実施。学生に現地でメルカリのユーザー調査をさせた上で、「メルカリが米国で戦うためのアイデア」を考えさせた。グローバル企業と競えることをアピールし、人材確保につなげた。
一方で、大手企業の中には「エンジニアを志す学生からIT企業と認識されていない」ことに悩む企業もある。文系学生から就職先として高い人気を集める東京海上日動火災保険も例外ではない。フィンテックと保険を組み合わせた「インステック」が注目されており、同社にとってエンジニアの確保は急務だ。
切り札として打ち出したのがエンジニア向けの1日インターンシップ。従来は5日間だったが、IT企業になびく理系学生にも気軽に参加してもらえるように1日とし、テクノロジーを活用したビジネスを考えるグループワークも盛り込んだ。
理系学生の就活は早い時期から始まる。同社採用担当の河嶋大氏は「学生に早期に認知してもらうことが欠かせない」と危機感を募らせる。
■トップ自ら口説く
これまで企業がエンジニアを採用する場合は、経験豊富な経験者を重視するケースが多かった。とりわけ中小・ベンチャー企業の場合は、新卒をゼロから育てる時間もコストもない。しかし人手不足で即戦力の中途採用は難しくなっている。
もっともITの世界は、知識や技術の陳腐化が激しい。「新卒学生は消費者として常に新たなネットサービスに接している」(都内のベンチャー)点を重視し、新卒に期待をかけるベンチャーは増えている。
 中古不動産の投資アプリなどを手がけるGAテクノロジーズ(東京・渋谷)は、「待ち構えているだけでは学生が集まらない」(採用戦略チームの豊田龍次マネジャー)。そこで地方の大学の学生に目を付けた。
 地方では優秀にもかかわらず、都市部の大学に通う学生に比べて就活の機会に恵まれていないケースも多い。同社の採用戦略チームは地方の大学や就職関連のセミナーなどに積極的に足を運ぶ。「これは」という優秀な学生に出会った時はすぐに東京に戻り、「今度は社長を連れて学生を口説く」(豊田マネジャー)。トップが事業の成長性について話し、熱意や本気度をみせるという。
企業がエンジニア志望の学生確保に苦労する状況を商機に、新たなサービスも生まれている。
慶応義塾大3年の渡辺翔太さん(仮名)はSNSの広告を通じ、無料でプログラミング技術を学べるサービスがあることを知って応募した。プログラミングは未経験だったが、eラーニングで課題をこなすと、2カ月後にはアプリを1つ作れるようになった。
このサービスの名称は「インティ」。人材紹介のITプロパートナーズ(東京・渋谷)が提供している。通常は社会人向けに約17万円で提供している講座を学生に無料で受けさせる。受講後にその学生をベンチャーなどに紹介するものだ。
プログラミング講座は無料だが、学生には志望動機などを提出させて選抜する。開始後の半年間で1700人の学生から応募があり、うち18%が受講にこぎつけた。
学生は受講後に企業と面談する必要があるが、その企業に就職しなければならないわけではない。渡辺さんはインティを通じ、ベンチャー12社と面談した。
ITプロパートナーズの木村直人社長は「活発で意識の高い学生ほど、プログラミング技術を身につけて武器にしたいと考える」とみている。
エンジニア採用を巡る企業と学生のせめぎ合い。19年卒の就活戦線でも、引き続き焦点のひとつとなりそうだ。

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